原付が時速30キロ以上で走れない理由

アプリリアRS4 50(カラーはSBK)
rs4_05.jpg
これ、現行モデルの歴とした50ccの原付きです。
※アプリリアRS4/125(125cc)があって、それに50ccを積んだモデル。

メーカー吊しの状態でコレです。

2ストローク水冷単気筒エンジンで燃料供給キャブレター、6速ミッション。

41mmテスコピック倒立フォーク、フレームはアルミニウム。

300mmステンレス製シングルディスク、キャリパーはラジアルマウント。

車両重量が132kg。

お値段は税込みで495,000円。

サニーイエロー、マットブラックは475,000円。

話は変わって。

現場に来ている17才の少年が、原付(第一種原動機付自転車)で12キロオーバーで捕まったと嘆いておりました。

原付の最高速度は30キロなので、42キロって事ですね。

6000円の罰金(反則金)で1点減点。

半日タダ働きだね、ご苦労さん。

なんで30キロやねん!と嘆いても仕方のない事。

10分早く起きて、10分早く家を出れば良いだけの事。

もしくは、小型二輪を取って90ccにでも乗りなさい。

よって、オマエが悪いんだ。

30キロ以上は速度超過ですって、おかしなルールだったとしても、それが道路交通法で定められている以上はどうすることも出来ないのよね。

それが大人のルール、いや社会のルールなのです。

さて、その原付の最高速度30キロですが、制定されたのはいつ頃?

チョットその前に。

原動機付き自転車としては、1951年(昭和26年)に原付自転車の車両規格制定。

1952年(昭和27年)に原付運転許可制が始まり、原付免許(当時は許可)の歴史がスタートしております。

そして、例の法定速度30km/hの件です。

道路交通法施行令(昭和三十五年十月十一日政令第二百七十号)
第三章 車両及び路面電車の交通方法。

その第三章の中に最高速度というモノがありまして、第十一条。

何じゃかんじゃと小難しい事が書いてあって、最後に【原動機付自転車にあつては三十キロメートル毎時とする】

ハイ、これ。

昭和35年10月11日ですって。

1960年ですので、今から55年前に出来た法律ですね。

55年前の法律を今だに!!なんて事はナンセンスなので、55年前の第一種原動機付自転車はどのようなモノだったのかを見てみましょう。

1960年発売 ホンダSuperCub C102 50ccで4.5馬力
1960_カブC102
スーパーカブとしては2代目で、初代C100(1958年発売)にセルを付けたモデル。

すでにセル付きだったんですね。

販売価格は62000円。

国家公務員の初任給が大学卒上級(甲)というので12000円、高校卒初級で8300円(人事院資料より)

1960年発売 ヤマハMF-1 50ccで3.5馬力。
1960_MF-1.jpg
こちらは少しお安く、販売価格は55000円。

1960年発売 スズキ セルペットMA 50ccで4.0馬力。
1960_セルペットMA
販売価格は58000円

こいつ優秀らしく、70~80km/hで走れたそうです。

って、ここまで書いて思いました。

普通や、今となんら変わらんし・・・

実はですね、当時の原動機付き自転車ってこういうの想像してました(笑)
honda_A.jpg
1947年(昭和22年)製 ホンダA型

THE原動機付き自転車!

今で言う、アシスト付き自転車の親戚みたいなモノを想像してましたが、恐るべし日本の工業製品。

当時と今の原チャリは全く違うんやし、THE原動機付き自転車は30キロだったとしても、今は50キロで良いやろ~って記事になるはずが・・・

1960年には今と変わらぬ【原チャリ】になってました。

この法律はおかしいで!って物申すはずが・・・

しかし、法律制定ってのは時間がかかるはずなので、基準はきっと自転車にエンジン積んだ、俗に言うモペット的なモノが想定されていたのではないかと思います。

しかし、昭和35年の制定後、蓋を開けてみたら、今と変わらない原付だったと。

そこで矛盾というか、誤差というか、トンチンカンな法律が出来ちゃったと。

ここまで書いたのに、今さら消すのはもったいないので・・・

確かに、主要幹線道路でなくとも30km/hで捕まえちゃいますよ~はおかしいですよね。

警察だって、メーカーだってわかってるはずです。

かといって、ここ日本は法治国家ですので、道路交通法で定められている以上は違法です。

検挙率にはご馳走な原付30キロ縛りなんでしょうけど、どうにかなりませんかね?

大型自動車検挙であろうが、原付き検挙であろうが率は一緒ですので、ご馳走をみすみす手放さないとは思いますけど・・・

「世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら、耳と目を閉じ口をつぐんで孤独に暮らせ」という名言がありました。

法律を変えたきゃ自らが国会議員なれと言うことですな。


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No title

原付つったら、パッソル、パッソーラの世代ですが。

あ、ミニトレとかミニクロ、その後マメタン。

初めて乗った原2がCB90・・

え?もういい?

hitomさん

もういいですw

初めて乗ったのはツレがパクッたホンダGダッシュでした。

そしてワタシは見事にパクられました・・・

初めてパトカー乗ったのはその時ですww

notitle

カブに乗ってた時、実走行で リッター60キロだった

原付自転車の30km/h制限

  
何年か前に国会議員を中心に原付の法定速度引き上げの動きがあった時、警察は、原付が30キロ以下で走っていた時の事故率が0.8%で、30キロを超えて走っていた時の事故率が2.5%という数字を出してきました。

30キロ以下、30キロ超えで走っていた車両の割合が50:50なら、確かに30キロ以下で走っていた時の方が安全に見えます。
それで原付に乗ったことが殆どない議員さん達を煙に巻いたらしいです。
 
ところが、当時、30キロ以下で走っている原付は殆どありませんでした。
概ね20台に1台程度。
 これを元に、30キロ以下と30キロ超えで走っていた原付の割合を50:50になるように修正すると、30キロ以下で走っている原付は6.08倍も事故に遭い易いことが判明しました。
 
 原付乗りが普段、危険に感じていたことが数字の上でも裏付けられた形です。
 

ノリ蔵さん

さすが世界のカブ。
本田宗一郎イズムが残ってるのは、カブくらいかもしれませんね。

モリアオカエルさん

事故率もさることな、原付の検挙率ってどうなんでしょうね?
警察の検挙数の何割ぐらいを原付が締めてるの、か気になるところです。

と、いうのも大阪の某所を通ると、いつでも原付が白バイに捕まってるんですよね。

車も結構飛ばす道なんですが、捕まるのは何故か原付。
検挙数を稼ぎ出すドル箱になっているんではないかと。

原付は今だにペーパーテストだけですし、四輪のオマケです。
事故の多さは免許制度にも問題があると思うんですよね。

若年齢でも取得できるのに、なんの練習もせず乗れちゃいますし、スクーターって意外と運転が難しいですよね。

ヘルメットがカッコ悪いと思う年齢層が乗れるので、自ずと重大事故に繋がります。

原付の制度改正が必要

動力付車両の中で、原付って、意外にも最も事故率が低いんですよね。
これは法定速度を守っている原付が殆ど居なかったことと、原付の車格が人が運転するには最も扱い易いからでしょう。
二輪の特性上、事故ると必ず怪我はしますが・・・

私も昔はマニュアル車に乗っていましたが、スクーターに乗ったらもう元には戻れません。
もの凄く楽チンなんです。

原付の法定速度が30キロなのは、簡単な筆記試験だけだからと警察は主張しています。
だったら、筆記試験も普通と同じ100問にすれば良い。
公道での走行が一番の練習になるので、一、二年乗車していたら、教習所に二、三日通ったより、遥かに熟練します。
なので、一、二年原付に乗車していた運転手は、50キロまで出して良いことにしても良いのではないでしょうか。
但し、50キロで走る為に知って置かなければならない三つの事柄について、免許交付時と更新時に一時間くらい掛けて、徹底的に講習する必要があります。

原付が警察取締りのカモにされているのは、実感しますね。

30キロ規制や二段階右折の強要は、原付をこの上なく危険な乗り物にします。
これは総て警察が利権にしがみ付いていることが原因だと思います。
 
30キロ以下で走ると危険 → 流れに乗ろうとする → 取り締まる → 反則金のキックバックで儲かる → 原付二種の免許取得をネットで勧める → 教習所か儲かる → 原付二種への乗換えをネットで勧める → バイク製造業者が儲かる
原付に対する意地悪規制は、天下りや賄賂、接待と言った美味しい美味しい利権を生み出す装置でしょうな。 
もしかしたら、反則金のキックバックの一部を着服したり、それでみんなで飲み食いしたりしているかも知れませんね。
 

ライダーさん

そもそも50ccは30km/hって決めた根拠はなんなんでしょうね?

法律ですがら、ゴチャゴチャ言うなって話なんでしょうけど。

例えば、原付き免許を3日程度の講習&試験にして、50キロ制限にすると警察以外の誰か損するんでしょうか?

メーカーだって排ガス規制の関係で小排気量の二輪を作るのがキツくなってるそうなので、50ccを生産中止して、原付き免許も廃止。
125cc以下の小型二輪を最小クラスにすれば、警察以外の誰か損するんでしょうか?

50ccを生産中止にして、60ccのスクーターを作って、免許は小型二輪よ、にすればいいんです。

四輪だってドンドン免許制度が変わるんですからね。

30年もすれば今の制度は昔話になり、誰も違和感すら感じないでしょう。

極端な速度差を付けるから不平不満が出るんです。
教習所に通う若者も減って、うちの近くの教習所も潰れました。
原付き免許を取得するのに、なぜ天下り先の教習所を使わせないのか、理解に苦しみます。
プロフィール

栗マン蔵

Author:栗マン蔵
旧マン蔵の曲芸走法
2009年12月09日に改名しました。
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